2002年、満を持してヴィトン初の「タンブール」ウォッチを発売した。特徴的なドラム型ケースの周囲には”LOUIS VUITTON”の文字が刻まれ、裏蓋にもモノグラム柄を配し、往年のヴィトンファンをも感心させる名作となった。当初のムーブメントには、同グループ傘下?ゼニス社の名機「エル?プリメロ」を搭載していたが、2009年には自社ムーブメントも開発しマニュファクチュール化を達成。現在ではミニッツリピーターやトゥールビヨン等の複雑機構を搭載したハイスペックモデルもリリースするなど、時計の分野においても僅か十数年で飛躍的な発展を遂げている。